ご挨拶

大会長
広島大学大学院医歯薬保健学研究科  
岡村 仁 (おかむら ひとし)

 

第17回日本ヨーガ療法学会研究総会を、
2019年4月19日(金)~21日(日)の3日間、
広島市の広島国際会議場において開催
させていただくことになりました。
17回という歴史ある研究総会の中で、
今回、広島市で第2回総会以来2度目の開催
ができますことを大変光栄に思っておりま
す。今回の研究総会のテーマである「呼吸
と意識とヨーガ療法」のもと、国内外から
お呼びする、それぞれの領域を代表する専
門家の先生方にご講演いただくことで、
ヨーガ療法のさらなる理解につながることを期待しています。
また、市民公開講座では日本ヨーガ療法学会理事長の木村慧心先生に
「ヨーガ療法って?」のタイトルでご講演いただき、一般の方々のヨーガに対す
る関心や理解が深まることを楽しみにしています。参加される皆さまにとって
興味深く、今後の活動に役立つ内容のプログラムになるよう、かつわが国におけ
るヨーガ療法が飛躍できる総会になるよう、関係者一同、できる限りの努力を
して皆さまをお迎えしたいと考えております。どうか皆さま方のご理解、ご協
力をよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、総会会場の近くには原爆ドーム、平和記念公園、美術館、
広島城、縮景園などが、また少し足を延ばせば宮島もあります。総会の合間や
総会終了後には、是非とも春の広島もお楽しみください。
2018年11月 広島大学大学医院歯薬保健学研究科 岡村 仁

 

 

理事長
一般社団法人日本ヨーガ療法学会理事長
木村 慧心(きむら けいしん)

 

約15年ぶりの広島大会です。この15年間で
ヨーガを取り巻く状況も大きく変化しまし
た。インド本国ではインド政府AYUSH省と
インド品質管理委員会が資格試験を実施する
ようになり、私たちのような外国人も受験可
能になっており、日本でも150名ほどのレベ
ル2合格者を出しています。
またヨーガ療法に関しても、2018年7月には
Global Consortium on Yoga Therapy(GCYT)が
組織され、日本がその事務局を担当すること
になっており、来年2019年5月にはオランダのアムステルダムで第2回の会議が
予定されています。また国際ヨーガの日も中部/関西では千人単位の参加者を
集めて毎年開催されています。
2018年NHKが放送したヨーガ関連番組によれば、ヨーガ実習者の数は650万人と
されており、我が国では20人に一人の人たちがヨーガを実習していることになっ
ています。その実体に関してはヨーガ教室参加者の大半は何らかの慢性疾患を
持っており、全体の40%の参加者は現に病院やクリニックを受診しているクライ
アントさんだという調査結果もでています。この健康促進を目的としたヨーガ実
習者たちを指導するには“ヨーガ療法”の基礎知識を持って臨まないと重大事故も
引き起こしかねません。
私たち(一社)日本ヨーガ療法学会認定のヨーガ療法士の場合は、こうした有害
事象発生に対しても実習者に迷惑がかからないような1億円補償の損害賠償保険が
かけられています。こうした責任負担義務をクリヤーしてでないと、一般ヨーガ
もこのヨーガ療法も指導する資格無しと言われる時代になっています。
この度の研究総会では特に私たちの肉体生理学状態に影響のあるヨーガの呼吸法
/プラーナーヤーマが主題になっています。また人間心理にも影響力のあるヨー
ガですので、認知行動療法関連のシンポジウムも用意されています。興味深い研
究総会になっています。どうかしっかり研究総会を楽しんでください。
2018年11月 日本ヨーガ療法学会理事長 木村慧心